2013年3月11日月曜日

Voices From Japan コロラド編

 2013.3.11よりアメリカのコロラド大学にて展覧会が行われました。
今回は新たにコンテンポラリーダンサーたちが可憐に舞う。プログラムが追加されました。

説明を追加


今回は短歌を英訳してくださったジェーン先生が立役者。 日本文学の教授であり、震災後日本人帰化したドナルドキーン先生のお弟子さんでもあります.
今回は宮城県の歌人須田さんがパネルディスカッションで参加されました。

今後も各地を巡回予定です。
このプロジェクトで出会った歌人であり考古学者である須田さんにもいつも感謝です。

2013.311

 NY,サンフランシスコと廻った被災写真のコラージュが現在調布のアメリカンスクールで行なわれているイベントの入り口に飾られています。



 たくさんの短歌を読みにきた方々をお出迎えのような形で嬉しく思っています。
311の夕方、たくさんの懐かしいお顔にお会いし、セレモニーが始まりました。


歌人が詠み上げ、スクールの生徒さんが続いて詠みます。歓声や拍手は異国情緒たっぷりでしたが表現が違うだけで心に思っていることは同じであると思います。
この展示は次回はコロラドに渡ります。

最後に壇上に飾られているお花、バラなのですが多賀城市の被災農家が育て上げたものです。塩害で一度はあきらめかけていた再建だったそうですが今はなんとか少量を出荷できるところまでこぎつけたのだとか。歌人のひとりであるSさんのお嬢さんがボランティアで農園に通っているのだそうです。
愛情深く育てられた美しい色のバラでした。機会があれば追伸でまたそのお話をしたいと思います。


2013年1月1日火曜日

明けましておめでとうございます。


明けましておめでとうございます。
マヤ文明の暦で言われていた世界の終わりもなく
静かな年の幕開けになりました。
昨年より岩手でNPOを立ち上げるべく仕事、子育てのかたわら
続けて参りました準備も進み今年より
『NPO 岩手未来機構』がたちあがります。 
岩手がお膝元の悪名高きあの政治家さんの政党名と若干かぶり気味ではありますが一切の関係はございません。
80年代に美術手帖の辣腕編集長として活躍していた木村さんをボスとして様々なアートや写真などのワークショップを仕掛けていきたいと思います。
photo-kizuna-projectでお会いした皆様にも準備が整い次第お知らせさせていただきますので今後ともよろしくお願いいたします。



2012年9月23日日曜日

ご報告

震災より1年半が経ちました。
少し前になりますが皆様にご協力いただき洗浄しアーカイブ化した雄勝町の写真が石巻市役所総務部防災対策課で統括され石巻市内の各役場で閲覧できるようになりました。
たくさんのかたに賛同いただきご協力していただきました。
ありがとうございます。
洗浄の方はこれにて一段落とさせていただきますが、新たに被災地の子供達に向けたプロジェクトを進行させています。
今後ともよろしくお願いいたします。

2012年8月9日木曜日

いざ野田村へ。

暦のうえではもう秋になってしまいました。

あす8/9から東京を脱出し岩手県は野田村に
行って参ります。
野田村の方々とははNYの写真家マグダレーナ・ソーレさんの
お供で岩手までくっついて取材したのがきっかけでした。

今回は被災地各所で去年も8/11に花火をあげた
Light Up NIPPONに野田村も参加するとのことで
息子と一緒に見物を兼ねて行って参ります。

NYで大成功をおさめたVoices From JAPANでの
展示の話し、そして今後のこと、
被災地沿岸で孤児になってしまった子、片親になって
しまった子、これから大人になる子供達に
私たち大人がどんなことができるのか
様々な分野の方たちとお会いしてお話を聞いてきたいと
思います。

ブログで書かなければならないことが山積みですが
もうしばらくお時間を下さい。
よろしくお願いいたします。

笹口さおり

2012年5月10日木曜日

Voices From Japan

Voices From Japan


かねてより準備してきましたNYでの展覧会がついに開催されます。
場所はアッパーウエストサイドにあるNY大聖堂。
世界最大と言われている教会で宗教や民族の垣根を越えた活動を根ざした場所であり
2年前にはダライラマがここで説法を説きました。
こちらを会場に6月15日より8月8日まで展示されます。


      展示内容
  • 津波により浸食してしまった写真のコラージュ*photo-kizuna-project
  • NYの写真家が撮った被災地の写真*マグダレーナ ソーレ女史
  • 被災地 希望の1000人のポートレイト*中川直人画伯
  • 大震災を詠んだ短歌*被災された方々


5月9日に印刷所へ展示写真の色校正を見に行きました。


最新の印刷機でキャンバス地に印刷していきます。


かなり大きな作品が完成しました。


作品は写真を広げてコラージュしたものを撮影。
そのデータを印刷したものです。
写真に付着したカビや砂やぬめりまでもが
再現されていきます。

展覧会まであと少し。
どこにでもあることだということを忘れないで
いて欲しい、今でもこれから先もふるさとを建て直す
ために頑張っている人がいることを覚えておいて欲しい
そんな気持ちが伝えられたら嬉しいです。

夏休みや出張でNYにお出かけのさいはぜひお立ち寄り下さい!








2012年4月7日土曜日

カメラ日和

2ヶ月に1度発売の『カメラ日和』にボランティアの情報を載せてもらっています。直後は2ページに渡りボランティアの情報が載っていましたが今では保存活動も収束に向かい掲載数も減ってきています。

しかしながら手が足りておらずまだまだの地域もあるのが現状。
そんな地域の活動日もこちらでお知らせしていけたらいいなと思っています。



それから雑誌を通じて色々な方からお問い合わせをいただいておきながら全員のかたにお返事を出来ていません。この場をお借りして、『皆様ありがとうございます。返信もう少しお待ち下さい。そして今後ともよろしくお願いいたします。』

(社)Photo-kizuna-Project  代表 笹口さおり