去る3月13日から17日の間岩手に行って参りました。
一つはNPOの発足パーティのため、もう一つは色々な方にあって話を聞くこと。
そんな出張でした。
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岩手町立浮島小学校 |
こちらは山間にある小さな木造の小学校。全校生徒の数も少ないのんびりした学校です。こちらでは子どもたちに様々な交流や勉強ができるようにワークショップを積極的に受け入れています。以前受け入れた外国の方の手法に生徒は涙目、先生方は愕然!のエピソードを校長先生から伺いました。国家、民族、宗教の違いや倫理観の違いをまのあたりにするには少し強烈だったようです。
この先はいかなるワークショップも受ける子どもたちの側にたった受け身にさせない方法が必要であると感じました。
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大船渡・コンテナアート |
こちらは大船渡の港近く。仮設の食堂『せんかえん』の前に設置されています。うらも表もいろ〜んな絵が入っています。そのうち動き出すとのウワサ。実はこの絵柄、岩手県は雫石発信の漫画家
そのだつくしさんを中心にたくさんの方々が色を塗りました。
たくさんの人がみんな楽しい!を体現しているそのださんはさらにFacebookで
美少女戦士イワティ5プロジェクトをたちあげてわいわいがやがや楽しくやっていますよ。アカウントお持ちの方はぜひ覗いてみてください。
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大船渡・社会福祉協議会が運営する津波で流された写真を返却するイベント |
こちらは大船渡のスーパーで開かれていた洗浄済み写真の返却会です。まだ洗っていない分も大型冷凍庫3台分あるそうですが洗って乾かしたものは実に!!84%返したそうです。あくまで地元の人たちによる作業にこだわったことで返却率をあげたのだそうです。
実際に当日そろばん教室を大船渡で何年もしている先生が訪れ『あ、このことこの子は兄弟でお母様と上の子は津波でお亡くなりになったけど家族の方が・・・』とあっという間に何人かの所在が判明し連絡を取ってもらったりしていました。あくまでオリジナルを返す。これは壊滅的な被害を受けた地区はてんでんばらばらになっていろいろな仮設に散らばっているので一概にはベストだとは言えないのですが・・・・
メンバーの方も1年前にお会いした時とは全然違う笑顔ほころぶ様子が印象的でした。
とはいえまだまだ残っています。
大船渡ではボランティアを募集しています。できれば写真洗浄の経験があるかたがありがたいとのこと。お手をかしていただける方は下記までお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。