2011年11月16日水曜日

Voices From Japan

11月13日(日)よりNYに来ています。町中の木が紅葉しとてもきれいです。先月思いがけない雪に見舞われたとニュースでみましたが今は東京よりも少し温かい気がします。


11月15日(火)ついに念願のNYで津波の被害にあった写真そのものを展示し世界中の人に観てもらいたいという夢が現実に一歩近づきました。


今回の『Voices From Japan』Projectは津波に流され被災した朽ち果てつつある写真と中川画伯がやっている『被災地 希望の1000人のポートレート』そして朝日新聞に寄せられた被災者の短歌、そして震災後すぐにNYから飛行機に飛び乗りレンタカーで被災地を巡った写真家のマグダレーナさんの写真の4部構成になっています。

これをNYのグランドセントラルステーションで展覧会をしてこの駅を行き交う世界中の人々に観てもらおうというものです。

15日(火)はそのプレミーティングが中川画伯のスタジオで行われました。


中川画伯は来年で渡米されて50周年を迎えるところです。優しい暖かなお人柄で常に周りを和やかにしてくれます。10月の終わりにNYの大雪にも勝ち飛行機を飛び立たせ?3度目の被災地入りをしました。
今回の目的地は福島。地震、津波、原発、退去命令、様々な困難の中暮らしている方々のポートレイトを描かれました。後半はいわき市にあるハワイアンリゾートにてフラガールのポートレイトも描かれました。いわきの方たちは炭坑廃坑の危機だって乗り越えたのだから・・・と今回も必ず立ち上がってみせると皆さん力強くおっしゃっていたのが印象的でした。


また、9月にご一緒した宮城の模様も上記のONGOINGからご覧になれます。

写真家のマグダレーナさんは震災後すぐに単身被災地に行きレンタカーで岩手県に入りました。日本語表記のカーナビがわからず国際電話でご主人にアドレス等を調べてもらっての体当たり取材だったとか。私は力強い写真の中に彼女の優しい視線が注がれている構図が気に入っています。リンクを貼ってありますのでぜひご覧下さい!

そして今回のPROJECTを企画した辻本氏。のナビで展示の仕方のアイディアの話。そしてマグダレーナさんが12月に再来日して更なる活動をします。今後の行程等も詳しく話し合いました。

次回はいよいよ初顔合わせのミーティングのお話をしたいと思います。

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