普段は元麻布の町のゴミ拾いのボランティア活動をしている中学生です。皆さん熱心に1時間耳を傾け聞いてくれました。来週から半分は地域のゴミ拾い半分は写真保存と別れて活動します。
このスクールでの活動は8月に行った写真洗浄イベント『がんばろうカフェ』にデイヴィッドさんが参加した所までさかのぼります。デイヴィッドさんは上智大学で文化人類学を教えていらっしゃいます。彼自身の学校よりも彼の娘さんが通っていた西町インターナショナルでの手応えを感じ今回の実現に向けて尽力をつくされました。
がんばろうカフェももともと東京に在住している外国人との交流の場という側面を持たせ活動してきましたので私も大喜びで今回の講義に向けて準備をしました。
学校でも全ての人間の存在価値を認めて前向きに進んでゆく姿勢が感じられとても心地よく時間がすぎてゆきました。
子供たちの反応はテレビで見るのとは違い実際の写真はカビやヘドロのニオイ、何とも言えないすえた感じに思わずたじろぐ子もいましたがこれが現実なんだよ、と説明していきます。
質問の中には『両親が放射能のことをとても気にしている。』というものも出ましたが津波にあったことと原発のことが必ずしも直結していないことを先生がはっきりと説明していらっしゃいました。タブー化せずに向き合う姿勢もとても気持ちいいですね。
実際に毎日のように写真にふれ、作業している私自身『どうかご無事でありますように』という気持ちよりもこれが手元に戻ったらどんなに喜ぶだろうとそんなことばかりを考えながら作業しています。その遥か向こうに見える着地点を皆さんと一緒に共有しながら週1回活動していこうと思っています。
photo-kizuna-projectと西町インターナショナルスクールが出会うきっかけに尽力をつくして下さったデイヴィッドさん、細かい作業が苦手な私をいつもサポートし助けてくれる安藤毅さん、その活動に賛同して下さり毎週時間を作って下さった西町インターナショナルスクールの先生、何が始まるのかワクワクドキドキでも人の人生の重みを少しでも感じ取ろうと熱心に耳を傾けてくれた皆さんどうもありがとう!!また来週もよろしくお願いします!
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