こちらの写真保存の管轄は教育委員会ということで訪ねることになりました。
津波で1階部分が浸水しめちゃくちゃだったとか。職員が丁寧に掃除をし復旧させました。 |
こちらではやはり子どもの交流のお話とNYで開催される『Voices From Japan』で野田村の
津波の被害にあった写真をつかえないだろうか?というお話をしてきました。この村にはご一緒に活動している被災地1000人のポートレイトの中川画伯、写真家のマグダレーナも入ってきているのでぜひ私もということでお話したところほぼ快諾でした。ほぼが付いてしまうのは・・・実は私が探している写真が溶けてしまい何の写真すらかも判別できないものに関してすでに村の意向と関係なく処分してしまっていることがわかり・・・。
『使い道といってもお炊き上げくらいのことしか考えつきませんでしたが・・・』と少しがっかりさせてしまう事実を掘り返してしまいました。
お昼は役場の方のお宅でごちそうになりました。 |
私も含めて写真保存のボランティアは常に自分だけと向き合うことが多く、深い淵に落ちていくことが多々あります。写真の方がお元気かどうか感情移入してしまうとやっていられないのです。私はたくさんの写真の中にあった幸せを通してその人となりを知るべく足を使いいろいろな土地に入り、いろいろな団体と関わり地元の声、被災者の声を聞くようになったのです。
おかげで方々にまた会いに行きたい!と思える素敵な方達と出会うことができました。
皆さんを支援しているのではないのです。また私も皆さんに支援され様々なことを考え人生に深みを加えていくのだなと思っています。
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